西二階町の昔話。 西二階町ヒストリー。

昭和30年頃の西二階町商店街
昭和30年頃の西二階町商店街

 その昔姫路が城下町であったことから、宿・商業などは平屋建てであった。


しかし西二階町は、長壁神社と播磨国総社、西の船場御坊を繋ぐ参道として発展していたため、当時としては珍しく営業上の「二階建て」家屋が多く構えられた。このことが町名の由来と云われている。


 そして、旧西二階町・旧竪町・旧俵町の3町が昭和三十六年に合併して誕生したのが「西二階町商店街」である。


西二階町は、城下町の頃からの雰囲気や佇まいを今尚みることができ、昔から受け継がれている伝統は確実にここに存在し生き続けている。

「日本の和」も西二階町商店街には至る所にあふれています。

 

 それは職人であり、店主であり、そこに住まう人々もそうである。
 とても温かく、とにかく粋である

 

 そんな歴史と文化・伝統が生き続ける「西二階町」を心ゆくまで散策していただきたい。

時間を忘れるほどの夢中が、この中には詰まっている。

必ずあなただけのお土産を持って帰れるだろう。

フィルムコミッションの先駆け

 

昭和29年に公開された『女の園』(木下惠介監督)という映画の中に、ほんの少しですが、当時の西二階町商店街の様子が映っているそうです。
主演の高峰秀子の実家という設定で、「出石屋呉服店」というお店が出てくるのですが、これが当時の呉服の西松屋さんを使って撮影されたそうです。

 西松屋の奥様に聞いたところ、夜中の2時ぐらいに高峰秀子さんたちが来られて宿泊し、右の写真は、昼間に店の外でロケをしたときの写真だそうです。

すごい人ですね!